格安スマホではナビアプリを使用できないのか?
グーグルマップやYahoo!カーナビなどのナビが使える地図アプリは無料で使用できるうえ常に最新の状態で使用できるためとても便利ですよね。
お店で普通のカーナビを買ってしまうと数万円しますのでたまに使用する程度であれば無料で使えるというのはかなりプラス要素です。
実際に私も見知らぬ土地に行くときは常にグーグルマップ頼りです。
そんなグーグルマップやYahoo!カーナビなどのナビアプリは格安スマホでは使用できないのでしょうか?
もちろん使用できます!
もちろん格安スマホを使用していてもグーグルマップやYahoo!カーナビなどのナビアプリは問題なく使用できます。
使用感に関しても大手キャリアのスマホとは差がありません。
ルート検索も数秒ほどで終わりますし地図の表示もすぐに終わります。
そもそグーグルマップやYahoo!カーナビなどのナビアプリはあまり通信量を使用しないので大手キャリアよりも多少回線速度が遅いといわれている格安スマホでも十分使用することが可能です。
速度制限(200kbps)ではどうなのか?
格安スマホで多くの方が直面するのは、速度制限(200kbps)だと思いますが、グーグルマップやYahoo!カーナビなどのナビアプリは速度制限(200kbps)でも使用することはできるのでしょうか?
結論から言いますともちろん使用できます。
確かに使用できますが注意が必要です。
速度制限(200kbps)の状態で使用する場合問題となるのは
ルート検索に時間がかかる
地図の読み込みが遅い
の二点です。
というわけでどのぐらい遅いのかを検証してみました。
検証環境はmineoの3GBプランで端末はFREETELの「priori」です。
ルート検索について
検索区間を高崎京都間で検索した場合は以下のような結果が出ました。
高速道路あり | 高速道路回避 | |
速度制限なし | 1秒 | 6秒 |
速度制限あり | 1秒 | 10秒 |
この結果からわかるのは目的地までの経路が複雑でない場合はデータ通信量が少ないためかほとんど差は感じられませんでした。高速道路を回避した場合経路が複雑になるためかほぼ倍ほどの時間がかかることが分かりました。
次は近距離でのルート検索だとどうなるのか検証してみます。
兼六園から金沢駅まで(約3km)のルート表示速度を計ってみます。
高速道路 | 高速道路回避 | |
速度制限なし | 高速は使いません | 一瞬 |
速度制限あり | 高速は使いません | 一瞬 |
近距離の場合ルート検索速度はほぼ同じで差がないことが分かりました。高速道路はどうやっても通らないのでやりませんでした。
地図の表示速度について
地図の表示速度も検証してみましたが速度制限時だと明らかに表示が遅いです。
速度制限を入れない状態で地図を拡大表示すると1秒から2秒ほどで表示されるのに対して速度制限ありの状態だと10秒以上かかってようやく表示されました。
速度制限をかけた状態だと詳しい地図を見たいときは少しイラッとするかもしれませんね。
まとめ
格安スマホを使用していてもグーグルマップやYahoo!カーナビなどのナビアプリは十分使用できますし速度制限をおこない通信料の節約をしながらでも十分使用できます。
しかし、速度制限下(200kbps)で地図を拡大したりする際は明らかに表示速度が遅くなってしまうので注意が必要です。