よく格安スマホを利用しようとしている人にありがちなのが「どんな端末が使えるのか?」という質問ですが、正直言って格安スマホの端末について「どんな端末が使えるのか?」ナンセンスな質問です。
そもそも格安スマホとはもともとSIMカード取引がメインなのでこれといって特別に端末を用意する必要はないのです。
ですので「どんな端末が利用できるのか?」という質問に対しては「条件が合えばどんな端末でも使用できる!」という答えになるのです。
つまり新しくSIMフリーの端末を買ってもいいですし、今の端末をそのまま利用してもいいのです!
その理由等説明していきますね。
どんな端末でも利用できるわけ
格安スマホがどんな端末でも利用できるのには今の携帯電話の電話番号の登録システムが関連しています。
一昔前の携帯電話(ドコモでいうところのムーバ)は電話番号のデータを携帯電話に直接書き込んでいましたが、最近のガラケーやスマートフォンは携帯電話に直接データを書き込むのではなくSIMカードという電話番号のデータが入っているカードを差し込んでそこから電話番号を識別しています。
ですからどんな端末でも格安スマホのSIMカードを差し込めば簡単に格安スマホキャリアで運用できるのです。
ですからキャリアのスマホでもSIMフリーのスマホでも好きな端末を利用することができるのです。
もちろん利用できる端末には条件がありますのでその条件を書いていきますね。
格安スマホで利用できるスマホの条件
ドコモ利用者 | ドコモ系SIMを挿してそのまま使える |
au利用者 | au系SIMを挿してそのまま使える |
softbank利用者 | SIMロックを解除すればドコモ系SIMが使える |
SIMフリー端末 | 回線が合えば使える(ほとんどの端末はドコモ系の回線を使っている) |
格安スマホで利用できる端末は大きく分けて2つの条件があります。
まず一つ目の条件がSIMロックによる制限です。SIMロックというのはキャリアが自社の端末を他社では使用できないようにするためのロックで、これがかかっていると格安スマホで利用できない可能性が高くなりますが、格安スマホの多くはドコモ系回線を利用しているのでドコモのスマホデあればSIMロックを解除しなくても利用できます。
ソフトバンクの端末は利用回線の技術(周波数)はドコモと一緒なのですが、SIMロックのせいで格安スマホで利用できない場合があります。ソフトバンク端末を格安スマホで利用したい場合はSIMロックの解除が必要です。
2015年以降発売の端末はソフトバンクショップに持っていけばSIMロック解除が可能なのでSIMロックを解除してもらいましょう!
二つ目の条件は利用回線です。ドコモ系のSIMカードとau系のSIMカードで利用できる回線がまったく異なります。iPhoneなどマルチキャリアで出している端末の場合は例がいてきりどこの回線でも利用できますが、基本的にはそれぞれの回線に特化して作りますのでドコモ系の回線にしか対応していない端末にau系のSIMを挿しても利用することはできませんので注意が必要です。
持ってる端末をそのまま使おうと考えている場合は端末がドコモならドコモ系の回線の格安SIMをauならau系の回線の格安SIMを利用してください。
mineoならau系回線でもドコモ系回線でも利用できるので、迷ったらmineoを利用することをおすすめします。
新端末を格安スマホキャリアからセットで買えば確実!
上記の説明でよくわからないめんどくさそうと感じたのであれば、新端末を格安スマホのSIMカードと一緒に買うといいかも知れません。
キャリアでセットで買えば確実に利用できますし、購入後何年もたっている端末はバッテリーの劣化などから考えてあまり利用はおすすめできませんから新しい端末に買い換えたほうがいいですね。
以前は格安スマホキャリアでは分割払いはできませんでしたが最近は分割払いを利用できる格安スマホキャリアが増えているので購入のときの負担を減らすことができます。
まとめ
格安スマホは端末の自由度が高くいろいろな端末を利用することができます。
今の端末をそのまま使いたいのであればそのまま使ってもかまいませんし、格安スマホ用に新しく買ってもかまいません。
自分にぴったりな方法を選びましょう!