2015年~2016年初頭のWindows 10 mobile発売ラッシュの時に今までになかったコンセプトのスマホとしてNuAnsNEOが斬新にデビューしたのはいまだに記憶に新しいですよね。
このNuAnsNEO登場WindowsPhoneユーザーだけでなくAndroidユーザーにも衝撃をあたえました。「Androidならほしかった」という意見がたくさん見られましたよね。
そして発売から1年たちNuAnsNEOの新機種が発表されましたが、その採用OSがWindows10mobileではなくAndroidOSだったことに大きな衝撃をうけた人も多いでしょう。実際私も衝撃を受けた一人です。
いちw10mユーザーとしては残念なことですが、現実的に考えるとAndroidOSを採用したことは正しい判断だと思います。実際その方が売れると思います。しかしトリニティ社長の星川氏や本田氏のTwitterのつぶやきをみているとなにやら単純に売れる売れないではないほかの理由があるように感じられました。
そこで二人のツイートをもとにいろいろ裏を取ってみたので書いていきたいと思います。
w10mをやめたのはMicrosoftのせい
星川氏のつぶやきによりNuAnsNEOがw10mの採用をやめたのはMicrrosoftのせいだという見解が現在広がっています。
発表会のあとNuAnsNEOのAndroid採用を賞賛する声と非難する声などさまざまなつぶやきがTwitter上で流れ始めました。そのつぶやきに対して星川氏が直々にコメントしたのがこちらです。
@brichan_fiana 詳細は省きますが、梯子を外されたのはこちらなのです。
— Hossy ★ トリニティ (@hosinity) 2017年2月20日
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つまりMSのせいでNuAnsNEOをw10mとして発売することができなかったというのです。私はこれをみたとContinuamの無線接続がだめになったのかと思ったのですが、今度は本田氏のつぶや気によってほかの可能性が浮かび上がってきました。
そのつぶやきがこちらです。
@shizuka_ray W10Mは見限ったわけではなくNEO専用アプリも今度出しますし継続販売はしますよ。なお今年のSD600番台は、MSのW10Mサポート対象プラットフォームから外れていました
— 本田雅一(本人未確認) (@rokuzouhonda) 2017年2月20日
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NuAnsNEOのcpuはsnapdragon617でReloadedはsnapdragon625です。本田氏の発言によると600番台ら非対応。なるほどそういうことでしたか。梯子を外されたというのも納得できますね。
w10m対応SoCはたったの5つ!?
知りたがりな私はより正確な情報を求めて、マイクロソフトのホームページからwindows10mobileの動作要件を調べてみました。本田氏の発言を信用しないわけではありませんが、マイクロソフトの見解を知りたかったからです。
そして目の当たりにしたのがたったの5つしか対応SoCが存在しないという事実でした。
こちらをご覧ください。
ほかの対応SoCを見てると2015年末から2016年のwindows10mobile発売ラッシュ時から対応SoCが増えていないことがわかります。
つまりNuAnsNEOが発売してからwindows10mobileの状況は何も変わっていなくマイクロソフトが新しいSoC対応のための検証を行っていないまたは実装していないということがわかります。
マイクロソフトは昨年大幅なモバイル事業の人員削減を行いました。その流れで開発がストップしているのかは分かりませんが現状ではマイクロソフトがモバイル事業に対して手を抜いているのが明らかになりましたね。
今後のNuAnsNEOはマイクロソフト次第
windows10mobileのNuAnsNEOが好きだった人たちにとって気になるのはNuAnsNEOがどうなっていくかですよね。
トリニティの方々のつぶやきを見ている限りwindows10mobileを見捨ててAndroidに転向するというよりもマイクロソフト次第でw10mも発売するような気がします。
SoC云々を抜きにしてもw10mの現状からするとNuAnsNEO実用的な端末ですので、正直新しい端末を作る意味はないですからね。
今後マイクロソフトの動きに注目していきたいですね。
まとめ
NuAnsNEOがwindows10mobileに対応しなかったのはトリニティがw10mをあきらめたからというのではなくマイクロソフトがあたらしいSoCへの対応をストップしているという部分が大きいですね。
今後windows10mobileを出すかどうかは分かりませんが今後に期待したいですね。